こちらも真理子さんのブログに寄稿した内容です。
前回はチビトロニクスを使ったカード、基本編ということでスイッチを押すとチビトロニクスが光るカードの作り方をご紹介しました。
今回は応用編ということで、チビトロニクスを点滅させたりすることのできるエフェクトステッカーを使ったカードの作り方を紹介します。
こちらのカード、スイッチを長押しするとヘッドライトが点滅します。
それでは、早速作り方を紹介します。
今回は黄色のチビトロニクス【CP】と銅箔テープ【CP】、エフェクトステッカー【CP】を使いました。
エフェクトステッカーは1パックに FADE, BLINK, HEARTBEAT, TWINKLE の4種類のステッカーが1個ずつ入っていて、どのステッカーを使うかによってそれぞれチビトロニクスの光り方が違います。
試しにそれぞれを光らせてみたのがこちらです。
今回はこの中から1種類を使ってチビトロニクスが点滅するカードを作っていきます。
使用したスタンプはこちらの LOVE BUG【CP】スタンプと
真理子さんの Thank you【CP】スタンプ
ワッフルフラワークラフトの Pinking Layers【CP】のダイです。
準備するペーパーはこちらです。
- クラフトカードストック 4.25 x 11 インチ
- 白のカードストックを Pinking Layers の二番目に大きなダイでカットしたもの2枚
- スイッチ用の紙 7/8 x 1 3/4 インチ
- 厚めのトレーシングペーパー 1 x 2 インチぐらい
向かって左側が表紙になる方なのですべてのスタンプを、向かって右側は回路を貼る方なのでバスとセンチメントだけを押しました。
(ミスティ【CP】などのスタンピングツールをお持ちでない場合は回路の方の台紙にはスタンプは押さなくても構いません。その場合は基本編の”チビトロニクスを1個使う場合”を参考にしてチビトロニクスの位置とスイッチの位置を書きこんでください。)
表紙になる方に色を塗り、ヘッドライトの部分をクラフトナイフで切り抜きます。今回はコピックでゆるっと塗ってみました。このスタンプ、ゆるい雰囲気なのでムラになっても問題ないかと...。(言い訳)
エフェクトステッカーはチビトロニクスと電池の間に来るように配置します。
今回は前回とスイッチ用紙を貼る向きが違っているので注意してください。
それでは回路を書いていきます。
エフェクトステッカーはチビトロニクスと違って、とがったところはマイナスの電極ではなく、signal pad という電極になっています。
まずはこの signal pad をチビトロニクスのプラスの電極(広い方)とつなぎます。
次にチビトロニクスのマイナスの電極(とがった方)とエフェクトステッカーのマイナスの電極(向かって左側)をつないで、それをそのままスイッチの内側(電池のマイナス)につなぎます。
最後にエフェクトステッカーのプラスの電極(向かって右側)からスイッチのふたの上を通ってふたの内側まで(電池のプラス)つなぎます。
ふたを開くとこうなっています。
鉛筆で書いた回路の上に銅箔テープを貼っていきます。
チビトロニクスのマイナスからエフェクトステッカーのマイナス、電池のマイナスへとつながる回路は銅箔テープを切らずに貼っていきます。
エフェクトステッカーのプラス側から続いている回路はふたを閉めるとこのようになっています。
銅箔テープを貼り終わったらボーンフォルダーなどで上からこすって、しっかり貼っておきます。
印のところにチビトロニクスとエフェクトステッカーを貼ります。
エフェクトステッカーもチビトロニクスと同じように裏が粘着テープになっているので、剥離紙をはがして貼ります。
こんな感じになりました。
電池のプラスを上にしてスイッチの中に入れ、ふたを押すと光ります。
こちらも、チビトロニクスやエフェクトステッカーがはがれてこないように、上からも銅箔テープを貼って補強しています。
回路を貼った台紙とスイッチの周りに厚さ3mmのフォームテープを貼ります。
今回もフォームテープの厚さが電池の厚さより厚くなるように調整します。
表紙の方には、切り抜いたヘッドライトの部分の裏からトレーシングペーパーを二重にして貼っておきます。
表紙を先ほどの回路を貼った台紙に貼り、さらに二つ折りにしたクラフトカードストックに貼りつけたら完成です。
Thank you のところを長押しするとヘッドライトが点滅します。
エフェクトステッカーの使い方、わかりましたか?
さらにつなぎ方を変えることでチビトロニクスを交互に点滅させたりすることも可能になるのですが、それはまた次回があればその時にご紹介したいと思います。
今回も実際に作っているところの動画がありますので、よかったら覗いてみてくださいね。
今回も長い記事を読んでくださって、ありがとうございました。
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