光るカードづくり ~光るATCコイン~

今日はチビトロニクスを使って、光るATCコインを作ります。
実はこれ、去年のスタンプカーニバルの時に、ATCカードとの交換用に作った”丸投げATCコインキット"を使っているんですが、使い方をインスタグラムにアップしたきり放置していたので、改めてブログにしてみました。

今回はいつもと違って、チビトロニクスを触るのがはじめてな方にもわかるように書いてみました。



ATCコインは直径2.5インチと小さいですが、小さくて薄い電池を使うことで、ちゃんと押すと光るようになっています。


丸投げATCコインキットの中身はこんな感じになっています。(スタカニの時に交換していただいたものにはトレーシングペーパーを入れ忘れたので、そちらを持っている方は、すいませんが自前で調達してくださいね。)


  • 直径2.5インチの白の円形のカードストック3枚。(そのうち1枚は回路用)
  • 直径2.5インチのフォームシートのリング(厚さ3㎜)1枚。
  • 直径2.5インチのトレーシングペーパー1枚。
  • 0.5 x 1インチのスイッチ用の紙1枚。
  • スイッチの周りに貼る厚さ3㎜のフォームテープ。
  • チビトロニクス2個(色はランダムです)
  • 3Vのコイン電池(CR1220)1個。
  • 銅箔テープ1本。

チビトロニクスは全部で7色あり、それぞれアルファベットで何色かがわかるようになっています。
W=white, R=red, B=blue, Y=yellow, P=pink, G=green, O=orange です。
キットの中にはランダムでいろんな色のチビトロニクスが入っていますので、何色が入っているのか、アルファベットを見て確かめてみてくださいね。


まずは表紙を作ります。
今回はこちらのスタンプを使いました。


直径2.5インチの白の円形のカードストックにスタンプを押して色を塗り、光らせたい部分をクラフトナイフでくりぬきます。


回路用のカードストックと重ねて、光らせる部分に印をつけます。


スイッチになる場所には定規を置いて、そのままそーっと表紙を引き抜きます。


スイッチの場所に印をつけます。


回路を作ります。


  • スイッチの場所に、スイッチ用の紙を半分に折って貼る。
  • 光らせたい場所にチビトロニクスの印をつける。
  • チビトロニクスからスイッチの場所まで鉛筆で回路を書く。(チビトロニクスのプラスと電池のプラス、チビトロニクスのマイナスと電池のマイナスをつなぐ)
  • プラス側の回路はスイッチのふたの上を通って、内側まで回路を書く。

スイッチの内側はこうなっています。



鉛筆で書いた回路の上に銅箔テープを貼ります。銅箔テープは角の部分でも切らずにつなげて貼るようにします。


スイッチの内側はこうなっています。


チビトロニクスを印の上に貼ります。


このままでも光りますが、補強のためにチビトロニクスの上からも銅箔テープを貼っておきます。


スイッチの中に電池をプラスを上にして置きます。


スイッチを押すと光ります。


回路を貼った台紙の上にリング状のフォームシートを貼ります。スイッチの周りにはフォームテープを幅半分に切って貼り、電池が飛び出してこないようにします。
キットの中に入っているフォームシートやフォームテープは厚さが調節してありますが、薄いフォームシートやフォームテープしかない場合は、2枚重ねにしたりしてフォームの高さが電池の高さより高くなるように調節します。(そうしないと表紙を貼ったときにスイッチが押されっぱなしになってしまいます。)


トレーシングペーパーに花の部分をスタンプして、二つ折りにします。二つ折りにするのは、二重にしておかないと表紙を貼ったときに中の回路が透けて見えてしまうからです。
キットには円形のトレーシングペーパーが入っていますが、必要な大きさに切って使ってください。


表紙の裏からトレーシングペーパーを貼ります。
これだけでは寂しいので、周りに小さいパールを貼ってみました。


裏側はこんな感じです。


回路を貼った台紙と表紙を貼り合わせます。


スイッチ(今回は植木鉢の部分)を押すと花が光ります。


裏表紙も作って裏側に貼りました。


ATCコイン、これで完成です。


そしてここからは2個以上のチビトロニクスを使う場合です。

今度はこちらのスタンプとダイを使いました。(季節感が残念な感じですが、これを作ったのはハロウィンの前でしたのでお許しを。)


こちらのフェンスのダイも使いました。


先ほどと同じように表紙を作り、光らせたい場所をクラフトナイフでくりぬきます。


回路用の白のカードストックと重ねて、光らせる部分とスイッチの部分に印をつけます。
今回はかぼちゃの両目が光るようにして、リスの部分をスイッチにします。


回路を作ります。
2個のチビトロニクスのプラス同士をつないで、それを電池のプラスに、マイナス側も2個のチビトロニクスのマイナス同士をつないで、それを電池のマイナスにつなぎます。
スイッチの部分は先ほどと同じようにします。


鉛筆で書いた回路の上に銅箔テープを貼って、印の位置にチビトロニクスを貼ります。


チビトロニクスの上からも銅箔テープを貼って補強します。
スイッチのところには電池をプラスを上にして置きます。


先ほどと同じようにフォームシートのリングとスイッチ周りのフォームテープを貼ります。


かぼちゃの顔の裏にトレーシングペーパーを二重にして貼り、フェンスなどで飾ります。
裏側も作っておきます。


表紙と裏表紙を、回路を貼った台紙に貼りつけたら完成です。


リスを押すとかぼちゃの顔が光ります。

光るATCコイン、いかがでしたか?
スタンプを使わずに自分で好きな絵を描いたりしても楽しめますので、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。




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