光るカードづくり ~光る球体のカード~

今日はチビトロニクスを使ってこちらの光る球体のカードを作ります。



カードを開くと球体がポップアップし、プルタブを引くと中のモチーフが光ります。


こちらのダイとスタンプを使いました。
"Clearly besotted stamps Happy Hugs"




光るカードを作るために必要なものはこちらです。


使用したペーパー類はこちらです。
白、ピンク、黄緑のカードストックのほかに、トレーシングペーパーと耐熱のアセテートシートを使いました。
"Hot off the press heat resistant acetate"


今回は特に耐熱ではなくてもよかったのですが、こちらのアセテートシートがダイカットするのにちょうどいい厚さだったので、これを使いました。

リングの色付けに使ったインクはこちらです。
"StazOn Opaque fava green"





~パーツを作る~

下の写真を参考に、パーツを作ります。

  • ピンクのカードストック2枚(5.5 x 4.25インチ)
  • 二つ折りの白のカードストック(5.25 x 8.25インチ)
  • 白のカードストック(5.25 x 4インチ)
  • プルタブパーツ2枚(0.25 x 2インチ)
  • スイッチパーツ2枚(0.25 x 0.25インチ)
  • モチーフの裏から貼るトレーシングペーパー
白のカードストックにウサギのスタンプを押し、コピックで色を塗ります。
(W0, W2, C0, R000使用)
前向きのウサギのうちの1枚はチビトロニクスを貼る台紙にするので、色を塗る必要はありません。


色を塗ったウサギのおなかの部分にハートの模様を書いて、クラフトナイフで切り抜いておきます。

色を塗ったウサギを白のウサギに重ねて、ハートの中心部分に印をつけ、下の写真を参考にして銅箔テープとピンクのチビトロニクスを貼りつけます。


モチーフの中心と銅箔テープの重なる部分に導電糸を縫い付けて結んでおきます。


結び目の上から銅箔テープを貼り、導電糸が中心に来るように銅箔テープで貼っておきます。


ヒヨコやたまごもスタンプしてコピックで色を塗ります。

  • ウサギの耳(W0, W2, R000)
  • ひよこ(Y02, Y06, YR04)
  • たまご(B00, YG41, V12, R20, Y02)
  • ペンキ缶、筆、バスケット(E31, E33, C0, C2, B00, R20)
黄緑色のカードストックを草のダイで抜いておきます。


球体のパーツを作ります。

  • 3インチと 2 1/4インチのサークルダイでピンクのカードストックをカットする(2枚)
  • 3インチと 2 1/4インチのサークルダイでアセテートシートをカットする(1枚)
  • 2 3/4インチと2インチのサークルダイでアセテートシートをカットする(4枚)

~切り込みの入れ方~

コピー用紙に5/8インチ間隔で3本の線を引き、先ほどのリングをマスキングテープで固定します。

  • コピー用紙に引いた線に沿って幅1㎜の切り込みの印を書く。
  • 切り込みの長さはリングの外側からリングの幅半分のところまでとする。
大きい方のアセテートシートのリングは内側から切り込みの印を書きます。


小さい方のアセテートシートのリングの切り込みは、2枚は外側から、残りの2枚は内側から印を書きます。
印をはさみやクラフトナイフでカットしておきます。

ウサギのモチーフをピンクのリングに貼ります。

  • ピンクのリングの1枚にテープ糊をつける。
  • プラス側の導電糸は右下の切り込みのところまで貼る。
  • マイナス側の導電糸は左下の切り込みのところまで貼る。
  • 糸を貼り終わったらもう一枚のリングを貼り合わせる。
StazOn Opaqueのfava greenとスポンジを使ってリングの下半分に色をつけます。


色のついたウサギのパーツのハートの部分の裏からトレーシングペーパーを二重にして貼り、チビトロニクスを貼りつけたモチーフの表と裏から貼りつけます。





~球体を組み立てる~

リングを組み合わせて球体を作ります。

  • ピンクのリングと大きい方のアセテートシートのリングの中央の切り込みを組み合わせる。
  • 小さい方のアセテートシートのリングの中央の切り込みと、大きい方のリングの横の切り込みを組み合わせる。
  • 小さいリングの横の切り込み同士を組み合わせる。
  • 全て組み合わせると格子状になります。
すべて正しく組み合わせると平らに畳めるようになります。


糸を格子の対角線のところに出すため、短い銅箔テープで糸をリングに固定します。


下から見ると糸がここから出ています。






~台紙側の回路を作る~

2枚のピンクのカードストックを1.5㎜離してマスキングテープで貼り合わせて、回路を書きこみます。

  • カードの下から3/4インチのところから1/4インチ間隔で3本の線を引く。
  • 真ん中の線の右端から3/8インチのところから1インチの長さの印をつける。(スリットの印)
  • 左から1インチのところに線を引く。
  • 右から1/2インチのところに線を引く。
  • 左側の線の上に電池の印をつける。
スリットの印をつけたところに、長さ1インチ、幅1㎜のスリットを作ります。
(クラフトナイフでカットします。)


電池の場所にはあらかじめ両面テープを貼っておきます。

鉛筆の回路の上に銅箔テープを貼っていきます。

  • マイナス側の銅箔テープは、電池の位置まで来たら、両面テープの剥離紙をはがし、両面テープの上に貼ってから少し残してカットする。
  • プラス側の銅箔テープは、まずスリットにテープを通し、裏側に1/2インチほど貼ってから貼っていく。
  • プラス側の銅箔テープは、電池の位置まで来たら、1インチほど残してカットする。

スイッチパーツを作ります。

  • 正方形のパーツを半分に折る。
  • スイッチパーツをスリットに差し込む。
  • 台紙に貼った銅箔テープと同じ位置になるようにスイッチパーツに銅箔テープを貼りつける。
  • スイッチパーツをいったん引き抜き、パーツの周囲に1周ぐるっと銅箔テープを貼る。
  • 十字型のスイッチパーツを作る。

スイッチパーツに両面テープを貼り、表と裏からプルタブパーツを貼りつけます。

  • 2枚のプルタブパーツは薄いフォームテープで貼り合わせる。
  • 電池の上とカードの折り線のところにconductive fabric tapeを貼って補強する。




~球体をカードに取り付ける~

二つ折りの白のカードストックに、球体を取り付けるための印をつけます。


カードの中心から7/8インチのところに印をつけて穴を開けます。

白のカードストックをピンクのカードストックに重ねて、ピンクのカードストックに貼ってある銅箔テープと同じ位置になるところに銅箔テープを貼ります。


カードの折り線のところまで貼ったら、1/2インチ残して銅箔テープをカットします。

穴に球体からつながっている糸を通します。


糸を左右から均等に引っ張って、カードを開いた時に球体がきちんと起き上がる位置で仮固定しておきます。

糸を銅箔テープに向けて貼っていきます。

  • 穴から出ている糸を銅箔テープの方に向けて仮固定し、上から銅箔テープを貼って固定する。
  • 銅箔テープのところまで来たら、残りの糸を銅箔テープの上に置き、上から別の銅箔テープを貼って固定する。
  • カードの折り線のところまで来たら糸をカットしておく。

マイナス側の回路が貼ってあるカードストックの周囲に薄いフォームテープを貼ります。


プラス側の回路が貼ってある方には普通の両面テープを貼ります。


白のカードストックをピンクのカードストックに重ねて、白のカードストックに貼ってある銅箔テープをピンクのカードストックに貼ってある銅箔テープに貼りつけます。


貼りつけたら、上からconductive fabric tapeで補強します。

プラス側も同じようにします。


回路を貼りつけ終わったら、白のカードストックをピンクのカードストックに貼りつけます。


ダイカットしたパーツをカードストックに貼りつけます。


表紙を作ります。

  • ダイカットしたパーツを白のカードストックに貼りつける。
  • ひよことペンキ缶はフォームテープを使ってポップアップする。
  • センチメントを黒のインクでスタンプする。
表紙を両面テープでピンクのカードストックに貼りつけて完成です。


横から見ると2本の糸で球体が固定されているのが分かります。


今回は球体の中のモチーフが光るようにしましたが、中のモチーフがなくてもポップアップする球体の作り方は同じです。
ぜひ、いろいろチャレンジしてみてくださいね。

詳しい作り方は動画にしましたので、よかったら参考にしてくださいね。



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1 件のコメント:

  1. OMG this is really incredible!!!
    Thank you so much for the tutorial!

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