2018年2月6日火曜日

Stampin' upのレット・ザ・グッドタイムス・ロール・バンドルを使ってきれいにたためるカードを作るコツ

今日はいつもと少し違って、光らないカードについての記事です。

こちらのカードを作るために使った、Stampin' upのレット・ザ・グッドタイムス・ロール・バンドルというスタンプとダイのセットについて書きたいと思います。


Stampin' upのレット・ザ・グッドタイムス・ロール・バンドルはジェットコースターのポップアップカードを作れるスタンプとダイのセットです。


このスタンプとダイのセットを使うと、こちらのカードのようなポップアップカードを簡単に作ることができるというのが売りになっています。


しかしなぜか規定通りにこのダイを使うと、90度に開くことはできても、平らに畳むことができないカードができてしまいます。
そこで、このダイの正しい使い方を検証してみたので、光るカードの作り方を載せる前に、そちらについての記事を書くことにしました。

問題になっているダイはこちらです。


右下の大きなダイが、ポップアップの線路を作るためのダイです。

このダイにはカットする際にカードの中心線に合わせる印がついています。
(左右にある細長い棒状の印で、ダイの下から16㎜のところについています。)


規定通りの使い方では、この印をカードの中心線に合わせてカットします。


カットしたところがこちらです。


こちらをスコアラインに沿って折っていき、最後にカードの中心線を折ると、なぜかこうなってしまいます。


ちなみにポップアップの方を平らにするように押さえると、中心線の方がこうなります。


どうしてこうなってしまうのか、横から見てみました。


横から見ると、ポップアップの部分がカードに対してハの字になってしまっています。
これは、カードの中心線からポップアップの立ち上がりの部分までの長さと、2つの線路の幅を足した長さが違ってしまっているからです。
こうなってしまっていると、平らには畳めません。
これが、このダイが”難しい、完成したカードが畳めない”といわれている原因です。
なぜこうなってしまうのか、それはずばり”ダイについている中心線に合わせる印がずれてしまっている”からです。
(要はダイの不具合と思われます。)

それでは、どうやったら平らにたためるカードができるのでしょうか。

答えは、”ダイの下の端から13㎜のところに線を引き、その線をカードの中心線に合わせる”です。
これですっきり畳めるカードが出来上がります。


この線をカードの中心線に合わせてカットします。


これでカットしたものを、先ほどと同じように折ってみます。


今度は完全に平らに畳めました。

横から見るとこうなっています。


横から見るとポップアップの部分がカードに対して平行になっています。
こうなっていれば、きれいに畳めます。

それではなぜ”下から13㎜”なのか。
それはこうやって計算します。


カードの中心線からポップアップの立ち上がりまでの長さと、2つの線路の幅を足した長さが同じになるようにします。
ここでは線路の幅がそれぞれ約6.5㎜だったので、下の長さは6.5㎜+6.5㎜=13㎜になります。

この計算方法は、ポップアップカードを作るときの基本となる計算ですので、覚えておくとポップアップカードを自作するときなどにも応用できます。

それでは次に、中心線をずらさずに規定通りにダイの印をカードの中心線に合わせてカットした後、中心線を無視して平らになるところで折り畳んだらどうなるかを検証してみます。

中心線を補正しない場合と補正した場合の違いが分かりやすくなるように、同じサイズの紙を2セット用意して検討してみます。


5.5x8.5インチのカード台紙と、周囲をそれぞれ1/8インチずつ短くしたインサートを用意します。

緑の方のインサート用紙の中心線に、ダイの中心線を合わせてカットします。


スコアラインに沿ってポップアップの部分を折った後、全体が平らになるように押さえて、その状態で畳めるところに折り線をつけていきます。


こうすると一応、平らに畳めるようになります。
これを横から見ると、こんな感じになっています。


中心線を補正したものと同じように、ポップアップの部分がカードに対して平行になっています。

一見、この方法でもいいように思われますが、これを前から見るとこうなっています。


なんと、実際の折り線がカードの中心線とずれてしまっています。

その差は3㎜。


カードを畳んでみると、両端のラインもあっていません。


その差は6㎜。


ということは、カード台紙と重ねた時は、当然ずれてしまいます。


カードの中心線をダイの下から13㎜のところの印にあわせて補正してみます。


こうすると、今と同じように折っていっても、実際の折り線とカードの中心線はずれません。


当然、カード台紙と重ねた場合も余白のあまり具合は最初の設計通りです。


補正をしなかった方は、上側の余白はほとんどなくなってしまいます。


下側は、補正をしなかった方は余白が多くなってしまいます。

余分になってしまったところは切れば何とかなりますが、そうしたら最初の中心線の意味は何だったんだ?ということにもなるし、きっちりサイズを測って作っている場合、最後になってサイズが合わないとなんだかもやもやしますよね。

ということで規定通りにダイの中心の印をカードの中心線に合わせてカットしてから、なんとなく平らになるところで畳んでしまうより、最初からダイの下から13㎜のところに印をつけておいて、その線をカードの中心線に合わせてカットする方がすっきりすると思います。

たった3㎜の違いですが、ポップアップカードにとっては3㎜のずれはとても大きいです。
このダイ自体は、スコアラインもきれいに入って切れ味もよく、正しく使えば簡単にポップアップカードを作れる楽しいダイです。
何より、これを自分で手切りして同じようなものを作る手間に比べたら、少し補正して使う方がはるかにましです。
(Stampin' upから、中心線の訂正シールとかが出たらなおよしですが(笑))

もうすでに購入されているのに、上記の理由でいまひとつ使いこなせなかった方、これから購入を検討されている方のお役に立てたらうれしいです。

ちなみに、実際に折っているところの動画をyou tubeにアップしました。
よかったら見てくださいね。


そして、近いうちにこちらの光るカードの作り方もアップしたいと思っています。


最後に、私はStampin' upの関係者でもデモンストレーターでもありませんので、この記事に書いたコツについての質問には答えられますが、商品の不具合についてのお叱りとか、返品したいといった希望などについてはお答えできませんのであしからず...。



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