Tim Holtz の village dwelling シリーズダイを使った光る3Dハウス ~基礎編~

今回は Tim Holtz の Village Dwelling シリーズのダイを使った光る3Dハウスを作ります。
今まで、光るカード、光るトリートボックスと少しずつ立体物に挑戦してきましたが、いよいよ本格的な立体物の登場です。



今回はチビトロニクスと銅箔テープ、電池があれば作れる基礎編と、少し特殊なパーツが必要な応用編の2種類を作ってみました。

基礎編の家は今までのプルタブ式スイッチの応用で、プルタブを引くと窓が光ります。
応用編の家はスイッチを入れると窓が点滅して、クリスマスソングが流れます。


今回は基礎編の作り方を紹介します。



こちらの Tim Holtz の village dwelling シリーズのダイを使いました。




80lbと110lbの白のカードストック、トレーシングペーパーを使います。
そのほかには下に載せたペーパー類と半透明のプラ板を使います。


"Tim Holtz kraft-core nostalgic collection"
"Frosted plastic sheet"


光るカードを作るために必要なものはこちらです。
"Chibitronics Pink, Orange, Green MegaPack"
"Chibitronics Red, Yellow, Blue MegaPack"
"3V coin cell battery" (CR1616)
"5mm wide Copper tape"


下の写真を参考にしてパーツをダイカットします。




  • 80lbと110lbの白のカードストックを壁のダイでカットする。
  • 110lbの白のカードストックを屋根、ベース、玄関ポーチ、煙突のダイでカットする。
  • シルバーのデコシートを屋根、ベース、玄関ポーチのダイでカットする。
  • コルゲートシートを煙突、ドア、玄関ポーチの柱のダイでカットする。


  • 白の Kraftcore cardstock を雪のダイでカットする。
  • 赤の Kraftcore cardstock を窓枠のダイでカットする。
  • 半透明のプラ坂をつららのダイでカットする。
  • プルタブとスイッチのパーツを作る。(0.5x0.5インチ2枚、0.5x2インチ2枚)
  • 窓の裏から貼るトレーシングペーパー。

80lbの方の壁のパーツの糊しろを切り落とし、折り線の部分で切り離します。
ドアの部分もくりぬいておきます。


回路用の白のカードストック(65lb程度)に壁のパーツを並べて輪郭をトレースします。


並べる際にそれぞれ約1㎜ほど重なるようにして置きます。

窓の中央部分に印をつけ、輪郭を切り離します。


折り線部分で折っておきます。

左下の部分にスリット用の線を引きます。
(下から1/2, 1, 1 1/2インチの場所。)
長さ1インチ、幅1㎜のスリットを書き、カッターでくりぬきます。


チビトロニクスと電池の位置を書き、鉛筆で回路を書きこみます。

電池を置く位置に両面テープを貼っておきます。
鉛筆で書いた回路の上に銅箔テープを貼ります。


電池の場所まで来たら両面テープの剥離紙をはがして、テープの上に銅箔テープを貼ります。

電池のマイナス側を上にして両面テープの上に貼ります。
マイナス側の銅箔テープを電池の上に貼ります。


印の場所に赤と緑のチビトロニクスを貼ります。
(前と後ろの壁には赤、横の壁には緑を貼ります。)

スイッチパーツを作ります。


  1. 小さい四角形のパーツを半分に折る。
  2. 折ったパーツをスリットに差し込んで、回路に貼ってある銅箔テープと同じ位置に来るように銅箔テープを貼る。
  3. 前面に銅箔テープを貼ったら、いったんスリットから抜き、ぐるっと一周銅箔テープを貼って、十字型のパーツを作る。
  4. 貼り終わったら再びスイッチパーツをスリットに差し込む。

スイッチパーツの上に色を付けたプルタブパーツを貼ります。


裏からも同じように貼ります。


回路を貼ったパーツの周囲に厚さ1㎜のフォームテープを貼ります。


ここからは家の本体を作ります。
まずは壁を作ります。
壁にはテクスチャーペーストとディストレスインク、ステンシルを使いました。


ディストレスインクの iced spruce をクラフトシートにつけ、テクスチャーペーストと混ぜ合わせて色をつけます。


壁のパーツを仮止めテープでクラフトシートに貼ります。
上からステンシルを置いて、色を付けたテクスチャーペーストを乗せていきます。


4枚とも同じように作り、自然乾燥させます。


テクスチャーペーストが乾いたら、ディストレスインクの hickory smoke を使って上からさらに色をつけていきます。


コルゲートパーツにも同じように色をつけます。
(すでに上で使いましたが、プルタブパーツも同じ色で色をつけました。)

コピー用紙に雪のパーツを仮止めテープで貼ります。
レンジャーの snowflake tinsel のエンボスパウダーでヒートエンボスします。


デコシートの屋根のパーツを白のカードストックの屋根のパーツに貼りつけたあと、雪のパーツを屋根の上に貼りつけます。


コルゲートパーツを白のカードストックのパーツに貼りつけて、ドア、煙突、玄関ポーチのパーツを作ります。


ドアのパーツに穴を開けて、Tim Holtz mini fastener を差し込んでドアノブにします。

トレーシングペーパーを窓の裏から二重に貼ります。


プルタブを通すスリットを作ります。


壁のベースパーツの糊しろを両面テープで貼ります。
先ほど作った壁のパーツをベースパーツに貼り、さらに窓枠とドアのパーツを貼りつけます。


プルタブをスリットに通して回路を貼ったパーツを家本体のパーツの内側に貼りつけます。


上から見るとこんな感じです。


屋根のパーツと煙突、玄関ポーチを本体に貼りつけます。


つららのパーツを屋根の縁に貼りつけます。







デコシートのベースパーツを白のカードストックのベースパーツに貼り、糊しろを貼り合わせます。


完成しました!
プルタブを引くと窓が光ります。

光る3Dハウスの作り方、わかりましたか?
詳しい作り方は動画にしましたので、よかったら参考にしてくださいね。


これからクリスマスシーズンまでまだ時間がありますので、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
次回は応用編です。


お楽しみに。
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